レディスアパレルショップのインテリア。
区画はいわゆる旗竿敷地の旗と竿を逆にしたような、サイドに細長いニッチをもつ変形のL型で、この形状を活かすべく、並行する2枚の薄い壁がそのニッチにカーブしながら吸込まれていく廊下のような空間を挿入し、スペースを分節している。
この廊下は、フィッティングやストックといったユーティリティへの動線として役割を果たすと同時に、区画全体を二分し、どちらかから他方を眺めたとき、仕切りの向こう側に別な空間があるという感覚を強く意識付ける。壁は二枚あるため、「向こう側」にさらに「向こう側」があるという感覚だ。
その感覚を強めるために、ある場所に立って他方を見た時の壁仕上げの色を統一し、
手前はラスチックな木毛セメント板、真ん中は質感のある特殊塗装、一番奥はプレーンな塗装とした。
常に自分がいる空間とは異なる向こう側が感じられることは、「あちらへいったらどうなるのか」という期待を抱かせる。身体に働きかける原始的な希求によって、ショッビングという空間体験を豊かにするための回遊性が自然な状態で存在している。
竣工 : 2009.03
所在地 : 三重県桑名市
用途 : 物販店
面積 : 97.60㎡
施主 : デュラス
施工 : 日展
協力 : 照明 / FDS
撮影 : 太田拓実
ディスプレイデザイン賞 2009 入選
WORK shop 01号 (中国) 掲載
年鑑日本の空間デザイン 2010 掲載
completion : 03.2009
location : Mie Japan
use : shop
area : 97.60㎡
client : DURAS
constructor : NITTEN
lighting design : FDS
photographer : Takumi OTA
[ awards ]
DISPLAY DESIGN AWARD 2009 (Japan) Shortlisted
[ publications ]
WORK shop #01 (China)
Annual of Space Design in Japan 2010 (Japan)
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DURAS Nagashima
shop / 2009.03